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【キャリア】就活面接で聞かれる「尊敬する人」ってどう答えるのが正解?

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尊敬する人は最低2名を挙げる

就活面接で「尊敬する人」を聞かれたら、「2名」用意してください。
1名は身近な人の定義については、答えとしては多いものとなり、両親、祖父母、叔父叔母などの血縁はもちろんのこと、近所の人や学生時代の恩師という人を「尊敬する人」に選ぶ人が多いです。ここでは是非ともあなたにとって人生のロールモデルともいえる人を選んでください。
もう1名は誰でも知っている歴史上の人を「尊敬する人」として用意してください。この人物はあなたのこんな人生を歩みたいという「理想の人物」を選んでください。

なぜ、就活面接で「尊敬する人」を聴くのでしょうか。

「尊敬する」という感情が多分に含まれた行為に属する動詞は、コミュニケーションの基本です。お互いが一人の人間として独立した存在であり、互いの意思は互いに尊重することを基礎としているからです。

尊敬はコミュニケーションの基礎

例えば、就活面接で「尊敬する人」があなたにとって身近な人であれば、面接官はあなた自身が身近な人との人間関係が良好で、かつ、お互いよく理解しあう関係を築いているという印象を持つでしょう。
逆に就活面接で、「尊敬する人」があなたにとって少し遠い世界の人、たとえば歴史上の人物を選んだ場合、面接官はあなたがどのような人生に憧れを抱き、そしてその人物の人生を自分のロールモデルとして扱っていると考えられるでしょう。どちらの場合も、最も注目すべきは「尊敬する人」を「尊敬している理由」です。

例えば、就職面接で「父」を尊敬していると答えるとします。そのとき、面接官は両親との関係は良好でかつ等身大の人生感をもっているととられます。しかし、その反面、親離れあるいは子離れしていない、精神的に未成熟なところがあるとみなされます。素直という利点は大いにアピールできる特性です。従って、身近な人を「尊敬する人」とする場合、あなた自身がその人と精神的に分化していることを、すなわち自立しているかどうかを「尊敬している理由」として説明する必要があります。

では、どうして歴史上の人物を「尊敬する人」として選ぶ必要があるのでしょうか。それは、あなたが、どんな人生に憧れを持っているのか、どんな仕事をしたいのか、という深層心理を知ることになります。身近な尊敬する人よりも尊敬する理由を戦略的に作る必要があるのが、歴史上の人物を「尊敬する人」として就活面接で答える場合です。
こうなる、と信じて綿密な調査と後は勢いで周りを巻き込んでことを成し遂げた、幕末の覇者「坂本竜馬」ということもできます。間違っても「かっこいいから」という稚拙な説明はNGです。あまりにも自分とかけ離れすぎていると、地に足が着いていない、あるいは夢見がちな妄想ととられかねないため、理由のつけ方は「今でも十分生かせる精神論」的なものを述べるようにすると無難です。

なぜ、2名「尊敬する人」を用意する必要があるのか?

それは、身近なロールモデルと、自分の理想を重ね合わせた独自の人生感をもっているということに他ならないからです。それは独自の人生観はそれは一人の人間として、他者と自己の違いを自覚した自立した考えを持ち、いかなる危機的な状況の中でも適切な判断と行動することができる人間に成長する、という証明に他ならないのです。そう考えると、尊敬する人がもっといたほうがよいといえます。できれば、4名は欲しいです。

どのような艱難辛苦の中にあってもあなたは必ず「尊敬する人」ともに就活面接を乗り切ることができます。


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